2011年12月31日(土曜日) 英国 the British Museum, East Endd Musical
12月31日の土曜日。見物はきょう1日しかない。大英博物館。遅い登場だった。
しかし自分的には、最後でよかったのである。
感想: 半透明の大きなビルに入ると、そこにギリシャ神殿がある。博物館本体だ。
展示はバラエティにあふれる。アッシリア、シュメール、からエジプトがもっとも奥の
コーナー。そこにいくまでがすごい。レフトウィング(奥に向って左側)はギリシャ・
ローマの大理石像、石碑、AMPHORAという絵の描かれた壺の羅列は際限ない。
たまげたのは、やっと観おわったと思うと、そのフロアにもギリシャの石像や壺が
またずらずらと置いてあった! さすがに流し見るくらいにして、先を急ぐと館の中心
近くで、右側に上がる階段があり、のぞくと、CoreanArtだった。その先に部屋1つ
JapaneseArtコーナーもあり、その奥にChineseコーナーが数部屋を取ってあった。
東南アジアや中南米はないか、あっても気がつかなかった。
やはりエジプトのミイラと黄金マスク、ギリシャのマーブル石像がここの白眉だ。
帰りルートで旧館の外に開店しているレストランのメニューを見た。クリームの掛ったデザートが消化が良さそうで惹かれたが、メインはステーキだったので、やはりヨーロッパ人がターゲットなんだなと思う。
午前11時過ぎやっと、駅に戻る。これから午後どうしようか、フルーツをかじって考える。きのう、この大英博物館の場所を確かめたついでに、その駅の北に、あのオーディオ・カーナビブランドの(?)貴族の館、KenwoodHouse があるという Hampstead 地下鉄駅を降りて、外を覗いてみた。そのときは、相当難しい感じがして、あきらめていた。
いまマップを見るとその建物は、駅から歩いて数kmの距離だ。いちども郊外を散歩しないで日本に帰ることは避けたいから、このさい見物でなく、Excurion(遠足)がいい。ならと、おもい切って、歩いてでも行くことにした。
駅から歩きはじめて、方向が分らない。
まず見当をつけて歩き出すが、所詮外国人の悲しさで、自信がなくて引き返す。次に付近の地名と番地を確かめて、現在の居場所を確かめ、また見当をつけ、歩き、引き返す。これを数度やったところで、最初に歩き出した方向のすぐ先に、FentonHouseという看板のある館見えたのが、ガイド本にあり、そのあたりの寂しい街外れから、Kenwoodへの道が付いていることが判明した。
そこまで1時間を費した。 やれやれと、はや足でいそぐ途中に、はっきりした信号の交差点があり、KenwoodHouseはそこから3kmだった。
いま Kenwood Houseというのは、かつてオーナーが住んでいた建物と、一部を復元修理してあるだけだ。そのほかに1軒開いた店はコーヒーしか出してないのだ。ちょうど着いたときが営業を終わる時間だったようだ。この事態は2時頃に駅を出たときに予想していた。やはりインパクトは少ないだろうが、途中あったFentonHouseフェントンハウスに寄り、お茶と見物してすぐ帰ったほうが時間と労力の節約もできたと思った。 Kenwoodに陽も傾いた3時半頃、帰途に着いた。
日本語のガイド本のざっぱなマップで近くにあるGolders Green駅に近道をしようと試みた。しかしこれが、いけなかった。方向を誤ってしまい、かなり北のFinchleyroadを歩いていた。気がつけばどこか小川沿いの住宅地のブッシュを掻き分けて進んだり、道幅が数十m以上の高速道路の入り口のある、Hendon辺りで左に120度大きく曲がったことが原因で、あとで見た地図では最寄にあるBrentCross駅ではなく、始めの目標、GoldersGreen駅に到着した。予定を2時間以上超過して18時前になっていた。
またまたオーバーワークをかさねてしまった。今日はもうほかを見ることはできない。せめてもの見納めにと、帰る途中 NottingHillsGate 駅で降り、店じまいする静かな町をちょっと歩いた。
今回ロンドンはきょう31日まで。 ここでまだ行っていない所は・・・と考えを巡らす。
コベント・ガーデンを思いついた。そこはさまざまな催しがあるし、1度行って見なければならない。
地下鉄CoventGardenをあがると、ストールといわれる屋台が並ぶ。なんとなく、バザール会場のようだ。しかし並んでいるのは別にそこでなくても手に入りそうな品々、安物の寄せ集めだった。ガイド本をみると名物の骨董市とか蚤の市は"Angel"というもっと北の一角だった。疲れを感じて、人混みを避けて横丁にそれていく。
xxxxTheaterという看板が多い一角に来た。広場の人通りのある側が、屋台で行列になっている。看板を読むと、TheaterTicket、SpecialPrice、off`10-25%とかいてある。これがあのWestEnddミュージカルの切符売り場と分った。しかし、午後から北側の繁華街OxfordSt.からBondSt.を歩きブティックなどを眺めた後だったから、このときは考えがまとまらずホテルに帰った。
帰ってから食べ残しのパンをかんでいたが、ふと有名なWestEnddムージカルをこのまま観ないで済ます手はないと思い立ち、またEastEnddのあるCoventGarden駅へ向かった。金曜の夜とあって、まったく減らない人出に、ほとんど押し合うようにしてTicketAgentの屋台前までたどり着いた。まずカウンターで聞くことにした。 「なにを見たいの?」 私は少し迷った。 「LesMiserables!」これは第一希望だったけど 「それはむり。1枚も残ってないよ。」 どうりで。 「じゃ、何でもいいです。今夜見れるものなら、何でもかまわない。」 「今夜ですか? 調べるから、ちょっと待ってください。そちらの方どうぞ。」 数分待つと、MammaMia!のチラシを指さして 「これなら、夜7時まで待ってもらえば、空きが出るかもしれない。7時にまた来てみてください。」
・・・というわけで、あと1時間半あまり、付近で時間をつぶすことになった。 ちょうど夕食時だったので、レストランで食べたい、とてごろそうな店を探すと、家庭的雰囲気なのが数件あったなかに、イタリアンメニューに£26のセットがあるを見つけ、付近の店と比べて大差がないのを確認し、入った。鳥か魚のフライもbeanも辛くなく、スープもあっさりした食事だった。 さて7時半頃、さっき言われたとおり、私はそこにいった。その時もらったメモを見ると、男性は奥に行って1セットの切符を出してきた。 「MammaMia!19:30開演だ。」 「これが一番前だけど右端。あとは中ほどの席だけど少々高い。どうしますか?」 「最前列のにします。」...だが、これがちょっと??な席と気づくまで、そう時間は掛らなかった。
感想: 最前列はやめたほうがいい。音響が大きすぎ、役者のせりふも掻き消さ
れてしまう。
役者が客席に向かって(自分からみて90度後ろに)しゃべるので、興ざめになった。
それとお芝居やミュジカルは自分の好みを大切に選ばないと後悔する。
ところで演目ですが「MammMia!」はイタリア語「まあ、なんと!どうしましょう!」と
いう意味の日常英語にも登場する。それより筋書きだが、母1人子1人の家庭育ち
の若いカップルの、とくに女の子が主役。それぞれの親にかつて暮らした夫や妻が
いて、親子でも話せない事情を持つ。そんななか、ある日、娘が紹介した恋人に
母親が注文をつけ、なにかと自分の別れた男と比較してしまう。同じ状況が男の子
の家庭でも生じる。そんな母親にもなにかの偶然で昔あった元カレと出会ったり、
かつてした過りを幾多ぶり返す機会が続き、親とて人間、甲斐性も弱さも出てきた。
二人にも続々と起こり、とうとう修羅場になる。ほぼ破綻したとき、事件がなければ、
相手の真実も分らないままだったと、誰からともなく気付く。いまは以前より深く
心から理解ができる。親子も男女も、もっと相手を良く知って仲良くなりましょう、
というお話。
とすると、これはロングランヒットしたブロードウェイミュージカルtheFantasticsの
筋書きと同じなのである。なにが違うのかといえば、全編を通して ABBAのヒット曲が
かかり、きゅうに歌ったり踊ったりのステージがはさまるので、話の筋がそっちのけに
なり、どっちかというとステージ場面にしか、観客も反応していないと感じた。
お芝居のはねた街は、うそのように閑散として、まるでべつの場所のようだ。
(12/31の費用 交通費-無料(7dayパス)
入場料見学料: The British Museum Entry Free, Kenwood House £20, Prince of Wales Theater「MammMia!」£50,
食費 昼リンゴ、スモモ£15 合計£85 約10880円 ※宿泊費7648円はネットで前払い)
この夜半から New Year's Eve(Countdown)とフーリガンがホテル近所で起こした騒ぎのため、緊急車両の音で一晩中眠れなかった。これが市内中心部の安宿の泣き所だった。