第ニ日目 水郷の錦渓から、無錫へ


海外の旅の1日目は、たいてい自宅から成田までと、外国では空港からホテルに入るだけの日になる。
しかし、意外にも今回のツアーは30分、いや15分刻みともいえる多忙スケジュール。


 前頁で書いたとおり、それは2日目の早朝、というより前夜の遅いチェックインから開始した。 
なんと起床が6時20分なのだ(最近では当たり前だとか)。集合7時40分。出発は8時ちょうど。
朝食が7時で、モーニングコールが6時20分にセットされていて
早朝にセットされた自動音声のトーキーでいっせいに、もれなく起こされた。

 さて、この日最初の目的地は宿泊している上海ではなく、なんと2つ西隣りの都市、無錫(むしゃく)であるが

  
行く順序を変更して、バスは途中にある錦渓(きんけいJinXi)に寄った。 駐車場から歩いて門を入ると、そこに
船だまりがあり、手漕ぎの遊覧船がお客を待っていた。 われわれは、そのうちの2艘に分かれて乗った。


 人の歩くスピード。


 明の時代から続く集落で、全体が国家の重点的歴史保存地区に指定されている。

 一行は29人だから、1艘に15名乗っっている。 一人が60kgとして15人で900kg。
船の重さを含めると1トンを超える。女船頭一人で漕ぎ廻すのは大変な、重労働だ。

 

 帰り際に、女船頭が陸の事務方と大さわぎの口論をしているのを見た。
私達のツアーの激安料金とは関係ない、と言い切れるだろうか。 女船頭の低廉な取り分から
捻り出された「超激安」料金でないければいいが・・・



約20分遊覧のあと、船を下りて骨董の家具工芸の博物館で、我等のガイドwanさんの説明に感心した。
詳しいのはもちろんで、彼女はこの道10年!上海のことも、なんでも知っていた。詳しいのは
彼女自身、文物に関心があるからだろう。 
 さまざまな店があって、後で見た朱家角と比べると、押し売りや吹っかけも少なく、おちついて見れる
という点がすばらしく感じのいい所だった。

この街には名物が多く、ほかに千壺館や紫砂館(ともに陶磁器)、名人館(地元出身の偉人記念館)もあった。

 

 わたされた入場券をみると「記憶中的水郷天堂 The Watertown Paradise in Memory」とあった。
ここでは船と徒歩で1時間あまり観光した。私達のバスはつづいて無錫へ向かった。

 →第二日目 午後 無錫(太湖), 蘇州(留園、寒山寺)