第二日目 蘇州(留園、寒山寺)、蘇州に泊る
バスに乗り約30分、無錫市郊外に着く。 まず太湖の遊覧クルーズとなる。
前の日は雪が降って気温摂氏5度だったと。
↑遊覧船から太湖畔をながめる。 太湖に浮かぶこの「太湖仙島」↓ には上陸しない。
この江南特有のもやのため、正直なところほとんど何も見えない。
↓中世の「石唐橋」を復元したばかりの
元頭渚(げんとうしょ)公園
はぴかぴか、つるつるでした。
そのあと真珠工場の付属博物館(兼売店)で見学を兼ねて Pearl Goods のShopping Time (1時間)。
◇太湖の真珠について(現地ガイドShuさん、店員の話(ツアーガイドが日本語で復誦))
中国真珠のほぼ99%は太湖産。日本の阿古屋貝では1つの稚貝に1粒の核(=真珠母石)しか入れない
が、太湖では10〜20個。多いのは30個くらい入れる。 だから原価も数10分の1。 また日本ではお金を掛けて
人口の核を入れているが、太湖では核には安価な「貝殻のくず」を使い、総天然、All Natural だそうだ!
淡水産の真珠貝は水質や水温の変化に強く、海産の志摩の英虞湾のように赤潮の被害を受けない。
1年で1mm育ち、10年でいいものができる。人件費が安いこともあって、ここで採れた真珠1玉は、ここ無錫で12元とすると、日本の一流宝飾店で100万円にもなる。 また、こんな話を聞いた。
太湖の地元では女の子が産まれた時にはゴールド真珠1個を贈ってもらう。 それが一生の財産になったという。
と、こなれた日本語で話す現地ガイドさん自身、現役の真珠工場の奥さん。大たまのネックレスが首に。
いまはすこしよくなっていても、着るものが派手ではない。 ここで、「無錫の暮らしは、あなたが子供のときと 比べて、どう変わっているか?」という誰かの質問には「あまり変らない。上海とは比べられないです。」と。
蘇州など周辺部へ離れるほど、上海ほど給料は高くならない。だから値段の話は、ほぼ当ってるのだろう。
なお、価値の高い紫色とゴールドの真珠はここだけの産、10mmで100万円だという。
彼女の周りには、帰りの船中でも女性参加者の質問が絶えなかった。
陸にあがった正面、レストランの2Fに大食堂が用意され、中国式円卓でツアー初めて、あっさり味の昼食をとる。
名物きのこスープを注文したのは自分一人であった。 土伏令(どぶくりょう)のような、コクのあるキノコで、現地語「FoTouCai」といった。
そのあと、真珠工場付属の博物館(兼売店)で各種の真珠を見学。最高の珠(タマ)は10mmが780元だった。小さなタマ6つのしゃれたペンダントなど、廉価なのも多数あった。
◇ 泥人形博物館(工場兼売店)を30分で見学。
・中国の福助人形みたいな「阿福」ちゃんという、女の子キャラクターには男の子バージョンもあり。二人そろうと一層ご利益があるそうだ。
館内では土でできた大清国の官吏行列もあり、ここで製作、展示、販売している。
ここまでが無錫市だった。
▲後背地のTVロケのセットが残る三国城(「
唐城
」の看板)をバスから、垣間見た。
ツアーバスはこれにコメントなしで通過した。中華電影ファンである自分独り、窓外に見送る。
午後2時、バスは午前中に通り過ぎた蘇州のある、東へ向きを変えた。
もともと今晩の宿は事前の旅程によると蘇州である。そこに向かってバスは走る。
午後3時半頃、蘇州市に入ったとアナウンス。おり立つと駐車場はもう肌寒くて、すでに夕刻だ。
観光向けに整備中の歩道を渡って15分ほど歩くと「留園」がある。(東京芝大門の中華料理店を思い出す)
高校時代に教わった?らしい漢詩に出てくる楓橋。このすぐ隣りに庭園がある。
寒山寺は、留園まえの道の先にある、といっていた。
ここの鐘は第二次大戦中日本軍が奪い去ったので、二次大戦後の鋳造という。
(この手の戦史の逸話は、広東でも杭州でもどこの名所でも解説されてあった)
「風橋夜泊」の漢詩碑の前では、日本語と北京語でガイドさんと朗唱。
蘇州の庭園の奇怪な形の庭石はそのほとんどが、太湖石だという。
中国式礼拝をガイドさんが教えるが(参加一行は戦前・戦中生まれが多いので)しない人が多い。1時間足らずでこの観光を終了。
夕日の落ちる頃、やっとホテルに入れる休息できると自分はおもったのだが、あまかった。
というのは以下のはなし、上海へ帰るバスの中で。
この晩はオプショナルツアーがあり、車中では、蘇州運河夜景&老街夜店ツアー(shopping)と足裏マッサージツアーの参加者の募集が始まった。 (いったい、いつ、休めるの!?)
当夜の宿は蘇州天平大酒店という大型のホテルである。
建物も部屋も広いが、路上騒音もまた、よく聞こえた。
蘇州では2002年に中国で最初の1泊を経験していた。 睡眠不足もあって、夜のツアーはパスした。
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第三日目
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