2008 広州のたび

   8月13日 シンセン(2日目)

今日は砲台の跡が見たいので早朝7時前にやどを出た。
しかし前夜チェックイン時とくらべて景色が違うので、反対方向にあるいてしまい、
もどって駅につくともう、8時に近くなっていた。砲台は海岸の突端のはずだから、
その近くまで行くバスを案内板で見当をつけて、乗り込んだ。(ただし観光名所になってない)

 バスは昨日の華僑城のあたりで大半の人を下ろして、車掌とじぶんのほか乗客数人となった。
車掌に何処へ行くか聞くので、砲台の記念碑があるところに停まるか?ときいた。
すると、そんな所は聞いたことも無い。そこには行かない。
ほかに行くバスもないし、そこは電車で行く人もいない、とのこと.だった(広東訛りの普通話で)。
区間延長したので、車掌から2度目の料金を請求されたので渡す。 自分は終点の動物園まで行くと告げた。

灼熱の炎天下バスを下ろされて、時計を見ると9時50分だった。広州野生動物園の大看板とゲートが待っていた。
中国は何でもやたらと大きくなるが、うんざりする広い駐車場を越えていったら、その先に入り口があった。
120元(1680円)は民族文化村・錦繍中国とおなじ。中国の一般的水準からするとはるかに高いが、この地域の標準だ。

動物園内は木陰が非常に多く(むしろ植物園みたい)、思ったより広くはない。
入ってすぐコウノトリ、ペリカンなんかが放し飼いされているゾーンを通る。

 案内図を見ると、まん中になぜか広大な原っぱがあって、そこを歩くと皆んなしらけるからなのか、
コウノトリの付近でサファリカーもどきがいて、お客の半数近くを載せて最も奥のゾーンまで連れていく。

この車が歩くほどのろい。現地のファミリーと同乗したおかげで、 広東語の動物名を少し覚えた(今は忘れた)。


 広州野生動物園の生き物の種類には定番の域を出るものがない。
 しかし、ここでは目を引くものがある。

 トラ王国というサファリのキャノピーウォーク的なものがある。
開けた谷地に点在する木陰があり、そのあちこちで、でかいトラが寝そべったり徘徊しているのを、5、6m上の歩道から恐々と見下ろすしくみ。 高校のころ、海外のサファリパークでトラに数人が襲われてしまった痛々しい話が遠い記憶にあるが、このサファリの地上に貧弱な舗装道路が残っているのは、その当時の痕跡だろうか。
 ここのトラの頭数はおそらく世界1。
       
 このトラ王国を眼下に見下ろす小高い所があり、そこにエスニックレストランがある(ランチメニュー40元)。
暑さを忘れるトラのゾーンを過ぎたところに、木陰に一般向きレストランもあるが、売店の飲み物で一息つく。
ほかにサル山、ヤギ山、テンなど小動物のコーナー、夜行性動物の館、水棲動物、ペンギン池、観なかったがアシカやアトラクションもあった。

のどかな声に惹かれて、美しい熱帯鳥のゾーンを行ったりきたりした。
途中をわき道でやり過ごして、剥製や昆虫の標本の学習館をでると、もう出口だった。

けっきょく動物園では食事をとらず、出たのは11時半だった。

ここシンセン市は博物館はあっても砲台跡などを含めて、史跡は殆んど観光地化されていない状況だ。

 あと見たいのは…世界之窓(深浅版ミニチュア・ワールド)くらい。 きのうの中国民族文化村の隣りだ。
10分くらい待ち、さっきの路線バスが来たのでとび乗る。バスは西部の街中で小休止して目的地に着いた。
世界の窓まで戻って、正面から入場(120元)。

ちょうど「世界のビールフェスタ」開催中で、ビヤ樽やビンの張りぼてを入り口においている。



入ると正面が世界広場(コロシアムのまん中のショーを見る感じ)のそとかべになってる。 
その先がエッフェル塔の広場になってるので、そこの売店でアイスを買った。
あまり規模が小さいので馬鹿にされたような気分もするが、あっという間に世界旅行ができるって訳だ。

1つ1つ列挙しすると(笑)だが韓国の景福宮から、アンコールワット、タージマハル、ボロブドウールの遺跡まで10分で見れちゃうって、かんじ。
左側の建物群を見ながら、奥へ進む。 一番奥のフィリピン村でリンボーダンスの講習会(一般参加)が始まる処だった。 食事はまだでも熱さ負けしたのでフルーツ(氷果)をテイクアウト、ショーを見ながらつついた。

 (日本庭園、バッキンガム、ベルサイユのミニ宮殿はもう観逃した)


サンマルコ寺院風のゾーンをへえーとながめて

少しも似てないスフィンクスの中にはいると、きれいな?石室空間があった。
となりにあるエジプトゾーンでも、また記念撮影向きの擬似セットになっていて、感心、半分、あ然とした。


これでもかとあるミニアチュア建物群をぐるりとまわると、
スタートしたエッフェル塔の反対側レストラン前に戻った。

ビールフェアのハイネケンを1缶飲んで、園内から出る。 
ハイネケンはアルコール度数が強すぎて、駅に戻っても顔が熱かった。

この日の世界之窓は、前日の錦繍中国にくらべ催し物が少なかったので、物足りない感じがした。 しかし、
手元のパンフレットを見ると、日中は約1時間毎に
                   
どこかでパフォーマンス ShowTimeがあり、
よく見ると夜間19時半からは、世界広場で文芸晩会(GrandEveningShow)がある。 

とくに週末の夜間は18時、エッフェル塔の下で世界歌舞表演、凱旋門広場では、煙火表演もある。

熱い夏以外は、或いは夏でも夜9時まであけてるので、その時分に来れば、
ライトアップされ雰囲気も変わって、ゆっくり落ち着いて見れるかもしれない。


広東の旅はここまでがハイライト、と思ったので、目的が不明なのもあって
おどろきと不思議の世界、『華僑城』エリアを引き揚げ、香港に戻ることにした。


 →広東・香港 の旅日程へ戻る