11月8日  ローマで(2日目)

2日目、眼覚めるともう、9時を周っていた(ように思う)。とび起きて、
予定を考える余裕もなく、地下鉄でボルゲーゼの森へ急いだ。
予備知識は、そこにあるのがイタリア芸術の粋、とガイド本で聞き及んだ程度。
メトロのBolgeseボルゲーゼ駅で降りると、すぐ右にある坂道から薄暗い、木々の茂る公園に入った。
ここは昨日の午後に歩き、公園をあらましを掴んであったので急いだ。 しかし、いって見ると
ボルゲーゼ美術館は改装か、展示がえのためかで、入館できなかった。※
 腹が立つのと同時に呆れた。こういう情報は前もっておおっぴらにしてほしい。

 気をとり直し、隣のイタリア国立近代美術館に向かった。
ボルゲーゼは彫刻・絵画のうち国宝級のものを収めているルーブル級とすれば、こちらは1クラス下のものが中心だ。
しかし、天井のたかいフロアを最大限につかった展示に見ごたえがある。超巨大サイズの歴史画、戦争画が目を引きます。

もっとも私の感じるものがあったのは、イタリアの風景画だ。地方の山岳・丘陵・農村の景色が克明に書かれている。
わが日本と同じ時期に近代民主革命で独立しても、産業革命が到達して間もなかったこの国でも、
あのローマからルネッサンスの目覚しいイタリア魂は生きているのです。

機関車の走る1860年代田舎の描写にも、イタリアン・リアリズムはすごく発揮されていました。
(美術史が嫌いな私でも、わかる)

国立近代美術館で2時間ほどを過ごし、疲れを覚えたので
きのう寄ったボルゲーゼ公園の北東端の見晴らしに行き、
上空をあいかわらず飛翔する黒い鳥の群れを眺めました。

まだ午前中で、トレビ泉、ナボナ広場にも行っていませんでしたが、
とりあえずボルゲーゼ公園に近い、Popoloポポロ広場に向かいました。

そこは周囲のビルが数棟も入りそうな巨大な広場で、噴水があり、その周りが一部分階段状になり、
たくさん人が腰掛けている、どこでも見られる光景でした。数人が午後か夜のイベントを準備しています。
ここでパニーニを買って、かじったような記憶もありますが、付近施設が観覧可能でないので去りました。

トレビ、ナボナなどが頭にありましたが、これからさき訪れる、北の諸都市のことが気になり、
ローマで足止めを喰うのを避けました。

帰りのみちみち、高級なStrada diCondotti コンドッティ通り、 美術館の多くある Balbellini
バルベリーニ広場などを視ながら、Roma Termoniテルミニ駅に向かいました。

(上記いくつかと、Sant Angello サンタンジェロ城を観とけばよかった、と帰国後おもう。)

※ボルゲーゼ美術館は前日まで事前に予約しないと入館できないシステムでした!(帰った後に判明)

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